毎年のことながら宿題の作文と言うのはめんどくさい。
ことしはかなりすごい内容をかいたわけだが、その内容を公開。
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ルーレットで作文を書く
毎年のごとくかかされる夏休みの宿題、生活作文。僕自身あまりとくいなことではないので、毎年のように題材を決めるだけで何時間もかかってしまう。
そこで、今年はいままでとはちょっと変わった作文を書こうと思う。先に言っておくと決してふざけてやっているわけではない。
指令、作文の題材をルーレットで選べ。
ふと思いついたわけだけど、実際にやろうとすると度胸がいる。
とりあえず紙に三本の線を中心で交わるように書き、そこにできた6つのスペースに思いついた題材を書いていく。題材の内容はこうだ・・・
カメ育成記
昨日の日記を作文にする
夏休みの一日
塾に行くことについて考える
作文について語る
やりなおし
・・・正直カメ育成日記は自分で書いといて意味がわからない。そのほかの内容も、ありきたりにならないように考えたから、内容がめちゃくちゃだった。
出来た紙を網戸越しに立てかけると、近くに置いてあったおもちゃの銃を手に取る。
玉が入っていることを確認したあと、スライ
ドをおもいっきり後ろまで引いて、玉をシリ
ンダーに装填する。正直カメにはあたってほしくないと思いながら、5メートル近く先の紙にねらいをさだめ、深く息を吐いてから引き金を引いた。玉は見事に紙に命中し、小さな穴をあけた。近寄って紙を見てみる。
「・・・カメ育成記。」
なぜだぁ〜、そんなバカな・・・。そういうことでカメの育成記を書きます。
家でカメを飼うようになったのは小学4年のころだったと思います。最初は2匹飼っていて、カメ太郎、カメ次郎と名前がついていました。両方ともとても小さくて、甲羅が5センチもくらいしかなくて、とてもかわいかったです。
カメのわりにやたらすばしっこくて、水槽の掃除の間に逃げられたことをよく覚えています。
最初のうちに飼っていた頃のことです。初
めて冬をむかえた2匹は、いつも水槽の下の
方で硬くなっていました。あまりに寒そうだと思った僕は、そこの浅い、土を盛った別の水槽に移すことにしました。
移してから2,3日は土の上にいた2匹も、日数が過ぎると土の中にもぐり、冬を越す準備をはじめました。そのはずでした。ある日、水槽から2匹がいなくなったので、土にもぐったのだろうと思って土を掘ってみることにしました。で、びっくりしたのが、いないんです。
1匹はちゃんといたんですけど、なぜかもう1匹、確か次郎の方がいなくなってしまったんです。
そこらじゅう探してみましたが、外で飼っていたので、結局見つかりませんでした。
あのときの悲しみはいまだに忘れません。周りの人が、犬、猫、ハムスターと言っている時代に、僕一人、亀、亀と言っていたわけですから。あの時、いかに亀を大事にしていた
かわかります。
野生に帰ったか・・・。結局次郎は見つからず、冬を越えてしまいました。
ところが、その次の年、ぽかぽかと春の日差しのまぶしい日でした。なぜか玄関先に黒い塊。5,6センチのあの甲羅の形は忘れもしません。
「えっ?」
そう、カメ次郎が帰ってきたんです。
冬を越えてあたたかくなってきて、玄関までもどってきたのです。
「そうか、水槽の中はそんなに寒かったか・・・」
正直、あのときのびっくりと感動は、忘れられません。
その後にも、2匹は毎年のごとく逃走をくりかえしましたが、結局春先になるともどってきました。亀もまじめにそだてて見るもんですよ、みなさん。
結局、何度目かの逃走のあと、太郎が帰っ
てこなくなってしまって、今では次郎のみに
なってしまいましたが、いまでも大切に飼っています。僕が学校から帰ってくると、エサを要求してがりがりと水槽を引っかく姿は、猫やハムスターなど比べ物になりません。
どんな生き物でも、ちゃんとなついてくれるんだなとすこし感動しました。
ちなみに、このお話はノンフィクションです。さらに、2匹とも太郎とか次郎とかいってますが、メスです。
以上カメ育成記でした。
・・・無理。
どうやって、カメで作文を書けと?
しかし、今回の文は今までになく楽しく書けた。時間も今までの半分もかかってない。
これを呼んでいる人も楽しんでもらえるとうれしいです。
最後に、中学校のユーモラスな国語の先生、新しいことに挑戦したこの作文について、広
い心を持って評価してもらえたらと思います。
以上、指令完了。
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こんなだよ。
ありか?
暇な人感想を求む。
ことしはかなりすごい内容をかいたわけだが、その内容を公開。
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ルーレットで作文を書く
毎年のごとくかかされる夏休みの宿題、生活作文。僕自身あまりとくいなことではないので、毎年のように題材を決めるだけで何時間もかかってしまう。
そこで、今年はいままでとはちょっと変わった作文を書こうと思う。先に言っておくと決してふざけてやっているわけではない。
指令、作文の題材をルーレットで選べ。
ふと思いついたわけだけど、実際にやろうとすると度胸がいる。
とりあえず紙に三本の線を中心で交わるように書き、そこにできた6つのスペースに思いついた題材を書いていく。題材の内容はこうだ・・・
カメ育成記
昨日の日記を作文にする
夏休みの一日
塾に行くことについて考える
作文について語る
やりなおし
・・・正直カメ育成日記は自分で書いといて意味がわからない。そのほかの内容も、ありきたりにならないように考えたから、内容がめちゃくちゃだった。
出来た紙を網戸越しに立てかけると、近くに置いてあったおもちゃの銃を手に取る。
玉が入っていることを確認したあと、スライ
ドをおもいっきり後ろまで引いて、玉をシリ
ンダーに装填する。正直カメにはあたってほしくないと思いながら、5メートル近く先の紙にねらいをさだめ、深く息を吐いてから引き金を引いた。玉は見事に紙に命中し、小さな穴をあけた。近寄って紙を見てみる。
「・・・カメ育成記。」
なぜだぁ〜、そんなバカな・・・。そういうことでカメの育成記を書きます。
家でカメを飼うようになったのは小学4年のころだったと思います。最初は2匹飼っていて、カメ太郎、カメ次郎と名前がついていました。両方ともとても小さくて、甲羅が5センチもくらいしかなくて、とてもかわいかったです。
カメのわりにやたらすばしっこくて、水槽の掃除の間に逃げられたことをよく覚えています。
最初のうちに飼っていた頃のことです。初
めて冬をむかえた2匹は、いつも水槽の下の
方で硬くなっていました。あまりに寒そうだと思った僕は、そこの浅い、土を盛った別の水槽に移すことにしました。
移してから2,3日は土の上にいた2匹も、日数が過ぎると土の中にもぐり、冬を越す準備をはじめました。そのはずでした。ある日、水槽から2匹がいなくなったので、土にもぐったのだろうと思って土を掘ってみることにしました。で、びっくりしたのが、いないんです。
1匹はちゃんといたんですけど、なぜかもう1匹、確か次郎の方がいなくなってしまったんです。
そこらじゅう探してみましたが、外で飼っていたので、結局見つかりませんでした。
あのときの悲しみはいまだに忘れません。周りの人が、犬、猫、ハムスターと言っている時代に、僕一人、亀、亀と言っていたわけですから。あの時、いかに亀を大事にしていた
かわかります。
野生に帰ったか・・・。結局次郎は見つからず、冬を越えてしまいました。
ところが、その次の年、ぽかぽかと春の日差しのまぶしい日でした。なぜか玄関先に黒い塊。5,6センチのあの甲羅の形は忘れもしません。
「えっ?」
そう、カメ次郎が帰ってきたんです。
冬を越えてあたたかくなってきて、玄関までもどってきたのです。
「そうか、水槽の中はそんなに寒かったか・・・」
正直、あのときのびっくりと感動は、忘れられません。
その後にも、2匹は毎年のごとく逃走をくりかえしましたが、結局春先になるともどってきました。亀もまじめにそだてて見るもんですよ、みなさん。
結局、何度目かの逃走のあと、太郎が帰っ
てこなくなってしまって、今では次郎のみに
なってしまいましたが、いまでも大切に飼っています。僕が学校から帰ってくると、エサを要求してがりがりと水槽を引っかく姿は、猫やハムスターなど比べ物になりません。
どんな生き物でも、ちゃんとなついてくれるんだなとすこし感動しました。
ちなみに、このお話はノンフィクションです。さらに、2匹とも太郎とか次郎とかいってますが、メスです。
以上カメ育成記でした。
・・・無理。
どうやって、カメで作文を書けと?
しかし、今回の文は今までになく楽しく書けた。時間も今までの半分もかかってない。
これを呼んでいる人も楽しんでもらえるとうれしいです。
最後に、中学校のユーモラスな国語の先生、新しいことに挑戦したこの作文について、広
い心を持って評価してもらえたらと思います。
以上、指令完了。
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こんなだよ。
ありか?
暇な人感想を求む。
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